特定失踪者家族会役員が林大臣に面会・要請【調査会NEWS3824】(R6.5.20)

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【調査会NEWS3824】(R6.5.20) ※このメールには返信しないで下さい。お問い合わせ等は代表荒木のアドレスkumoha551●mac.com(●を半角の@に変える)までお願いします。 ―――――――――――――――――――――― <特定失踪者家族会役員が林大臣に面会・要請>           荒木和博
 本日特定失踪者家族会役員と林芳正・内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が首相官邸で面会、家族会から要請を行いました。調査会からは武藤副代表・村尾幹事長・杉野副幹事長と代表の私が同席しました。
 当初参加予定だった生島馨子さん(生島孝子さんの姉)は体調を崩し官邸に行く直前救急搬送され、救急車に森本美砂さん(山本美保さんの妹)が同乗したため2人は面会はできず、面会したご家族は以下の7人になりました。
 今井英輝さん(会長・今井裕さんの兄)・植村照光さん(副会長・植村留美さんの父)・吉見美保さん(副会長・秋田美輪さんの姉)・竹下珠路さん(事務局長・古川了子さんの姉)・大澤昭一顧問(大澤孝司さんの兄)・佐々木美智子さん(佐々木正和さんの姉)・高野美幸さん(高野清文さんの妹)    要請文書の内容は下記の通りですが、今回は調査会の名前ははずしてもらい、特定失踪者家族会だけの要請にしました。これはこの要請がご家族の真剣な思いの発露であることを明らかにするためで、ご家族からは「ともかく1人でも2人でも取り返せるところから取り返してもらいたい」との思いが相次いで寄せられました。当初は時間の関係で代表3人だけの発言の予定でしたが、長官の配慮で参加家族全員が発言できました。
 ご家族皆さん林長官の対応には好感を持たれたようで何よりですが、ともかく現実を前に進めていただきたい、これが全てです。
(要請文書)     令和6年5月20日 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣  林 芳正様    特定失踪者(北朝鮮による拉致の疑いを排除できない失踪者)家族有志の会 略称 特定失踪者家族会 会長 今井英輝                                平素の拉致被害者救出のためのご尽力に心より敬意を表します。昨年末のご就任以来、国の内外を問わず大変ご多忙な対応をいただき心から感謝申し上げます。 左様にもかかわらず、なかなか進展を感じられない拉致問題について以下お願い申し上げます。     記
1、国連人権委員会が北朝鮮人権に関する報告書を2014年に発表以来10年が経ちました。報告書の中で日本の拉致被害者は少なくとも100人以上と明記してあったにもかかわらず、日本政府は10年間拉致認定者17人のままで、被害者認定の追加も奪還も説明責任の追及もなく、国民にとっては何の対応もしていないように見受けられます。本年2月に国連人権高等弁務官事務所(ソウル)において「国連調査委員会より10年:国際犯罪に対する説明責任の道筋」と言うシンポジウムが開催されました。その中でマイケルカービー判事(国連北朝鮮人権調査委員会元議長)が、「日本の拉致被害がこれほど長い間継続し、若い被害者が多数発生していることを初めて知った」と発言されました。このことは国際社会の中で特に人権問題関係団体の中で日本政府が正しい情報を啓発してこなかったことの証左です。国際社会に対して積極的な情報発信を行って下さい。
2、政府認定拉致被害者田中実さん、特定失踪者金田龍光さんの北朝鮮在住情報が2014年ストックホルム合意時点で日本政府に打診され、日本政府が拒否してから10年が経過しました。理由は様々あろうとも、長い間この事実を秘匿し、政府が拉致認定している被害者の帰還を拒否した日本政府の責任は重く、竹下事務局長を含む有志は日弁連に人権救済申し立てを行いました。またこの事により北朝鮮政府は他にも拉致被害者が多数北朝鮮にいることを自ら露呈させました。  被害者の60%が70歳を超えており、さらにその半数は80歳を超えています。認定被害者も未認定の被害者も命の重さに軽重はなく、命の限界を北朝鮮の地で苦しみながら耐えています。命のあるうちに、救える人から救出してください。
3、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも現在約900名います。この中には北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。そこで特定失踪者家族会では、警察庁と調査会が氏名を公開している人々のリストを、失踪時の簡単な説明も加えて作成しました。近日中にソウルの国連人権事務所を通して国連人権委員会の作業部会に送付予定です。前述項目1の関連。今後、国連人権委員会の作業部会に対して必要な協力を行って下さい。
4、日本は、国際法の「強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約(強制失踪条約)」に批准しています。しかし、日本では拉致問題や強制失踪を本来の主題とした法律の制定がされていません。拉致被害者の救出や補償等に関する法案の早急な成立を望みます。
5、北朝鮮にいる被害者は数少ない情報の中で短波放送しおかぜを「希望の灯」として待ち望んでいます。政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、ウクライナの例を見ても明らかです。        以上 ―――――――――――――――――――- <調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント(拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> ※事前申込み・参加費等については問い合わせ先にご連絡下さい。
 ※記載されている参加者は調査会・特定失踪者家族会役員等のみです。 ★5月25日(土)14:00「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録 in 松江」(内閣官房拉致問題対策本部事務局長・特定失踪者問題調査会主催) ・島根県民会館(バス停「県民会館前」下車・松江城東向かい 松江市殿町158) ・幹事長村尾・幹事石原が参加
★5月31日(金)15:00 「横浜現地調査YouTubeライブ」(調査会主催) ・ www.youtube.com/@user-hq8iu8fn5k (調査会チャンネル) ・元米海軍小柴給油所跡他 ・調査会・特定失踪者家族会役員が参加 ・問い合わせ 副幹事長杉野(sugs4sugs@yahoo.co.jp)
★6月22日(土)14:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催) ・拓殖大学文教キャンパス(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅徒歩5分 文京区小日向3-4-14) ・調査会代表荒木が参加 ・問い合わせ:予備役ブルーリボンの会(info@yobieki-br.jp)
★7月27日(土)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録 in 仙台」(内閣官房拉致問題対策本部事務局長・特定失踪者問題調査会主催) 宮城県仙台市 宮城野区文化センター ・幹事長村尾が参加
★9月21日(土)13:30「拉致問題を考える埼玉県民の集い」(埼玉県・救う会埼玉主催) ・埼玉会館(浦和駅徒歩6分 さいたま市浦和区高砂3-1-4 Tel 048-829-2471) ・調査会代表荒木が参加 ・参加申し込み・問い合わせ:埼玉県福祉部社会福祉課(048-830-3277)
★10月5日(土)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録 in 蕨」(内閣官房拉致問題対策本部事務局長・特定失踪者問題調査会主催) ・蕨市民会館コンクレホール ・幹事長村尾が参加
★令和7年1月26日(日)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録 in 福山」(内閣官房拉致問題対策本部事務局長・特定失踪者問題調査会主催) ・県民文化センターふくやま ・幹事長村尾が参加
■調査会の出版『北朝鮮 拉致と工作活動Ⅰ 拉致回廊 日本列島を行く』(杉野正治副幹事長著)。Amazonでお求めになることができます。(オンデマンド出版のため書店ではお求めになれません) ◎書籍版2200円(本体+税) https://www.amazon.co.jp/dp/B0B37KWH2Y ◎Kindle(電子書籍)版(1400円) https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3N32PMZ/ref=sr_1_19?keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%97%E5%B3%B6&qid=1654819244&sr=8-19
■拉致問題関連書籍一覧(特定失踪者家族会作成) araki.way-nifty.com/araki/2022/09/post-cf6ae2.html
★代表荒木のYouTubeチャンネル  毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。 www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA
★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木と幹事長村尾の担当する番組を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 ajer.jp  荒木担当 『救い、守り、創る』  村尾担当 『オレがやらなきゃ誰がやる!』
★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」 ・代表荒木がキャスターをつとめています。 www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg ————— ※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 ////////////////////////////////////////////////////////// 北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧 araki.way-nifty.com/araki/2021/12/post-1a801e.html 着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing _________________________________________ 特定失踪者問題調査会ニュース ―――――――――――――――――――――――――――― 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 email:comjansite2003■chosa-kai.jp ※■を半角の@に置き換えて下さい。 調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) ※■を半角の@に置き換えて下さい。 <カンパのご協力をよろしくお願いします> ■特定失踪者問題調査会■ ●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 www.chosa-kai.jp/net_de_kifu ●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 ●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 ●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 (銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) ●毎月定額をカードから引き落とし支援するマンスリーサポートはこちらから readyfor.jp/projects/shiokaze-supporter ■特定失踪者家族会■ 郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会 _____________________________________________________