だまされないように【調査会NEWS3797】(R6.2.8)

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 荒木和博
 2月5日付の産経新聞1面、中村翔樹記者の文の中で横田早紀江さんは金正恩の能登半島地震への見舞いメッセージについて「だまされないように、しっかりと状況を見極め、具体的な道筋をつけてほしい」と言っています。
 この記事を読んであらためて、「ご家族にこういうことを言わせる政府というのは何なのだろう」と思いました。早紀江さんはなかなか集会等にも参加できなくなってきましたが、その言葉には日を追うごとに焦りと怒りが強まっているように感じます。もっとも、報道する側も野党も、拉致問題になると政府への批判が今ひとつ及び腰に感じられるのは私だけでしょうか。「オールジャパンだから」と言われてしまえばそれまでですが。
 寺越武志さんは北朝鮮にいて拉致被害者であることは明らかなのに認定されていません。理由はお母さんの友枝さんが望んでいないということでした。ならばそもそも拉致認定の三原則とか、「法と証拠に基づいて」などというのはやめるべきでしょう。結局は家族に責任を押しつけているだけではないでしょうか。
 昨年の10月21日、都庁前広場での「拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で東京の立川第七中学校の生徒さんたちのメッセージは来場者の心に響くものがありました。拉致問題の啓発のために機会があったらまた披露してもらいたいと思う一方で、「子供たちにこういうことをさせるのは恥ずかしい」と、痛切に思いました。私たちの時代に起きたことなのだから、私たちの世代が救出を実現すべきではないかと。自戒の念を込めてですが、その意味では私も含めて本来責任をとるべき者がとっていない。「だまされる」というのは北朝鮮だけでなく日本政府もそうですし、私自身が自分を騙しているようにすら思えます。
 今北朝鮮の体制が間違いなく揺らいでいます。金正恩のメッセージもその象徴です。しかし、これまで1990年冷戦終結のとき、1993年からの核危機と1994年の金日成死亡、1990年代後半大量飢餓の「苦難の行軍」時期、2011年金正日死亡と、体制崩壊の可能性は何度もあり、それは言い方を変えれば拉致被害者を取り返すチャンスでもありました。しかし私たちはそれを逃してきました。今のチャンスも傍観していれば逃してしまいます。それだけは絶対に避けなければなりません。少なくとも自分はその時代の人間として責任を果たさなければならないと思っています。 ――――――――――――――― ■調査会の出版『北朝鮮 拉致と工作活動Ⅰ 拉致回廊 日本列島を行く』(杉野正治副幹事長著)。Amazonでお求めになることができます。(オンデマンド出版のため書店ではお求めになれません) ◎書籍版2200円(本体+税) https://www.amazon.co.jp/dp/B0B37KWH2Y ◎Kindle(電子書籍)版(1400円) https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3N32PMZ/ref=sr_1_19?keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%97%E5%B3%B6&qid=1654819244&sr=8-19 ■拉致問題関連書籍一覧(特定失踪者家族会作成) araki.way-nifty.com/araki/2022/09/post-cf6ae2.html
<調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント(拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> ※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 ※記載されている参加者は調査会・特定失踪者家族会役員等のみです。
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★2月20日(火)~21日(水)「朝鮮民主主義人民共和国の人権状況に関する国連調査委員会より10年:国際犯罪に対する説明責任の道筋」(国連ソウル人権高等弁務官事務所主催) ・韓国外国語大学(ソウル)  ・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長(調査会副代表)・吉見美保同副会長(調査会副幹事長)が参加。20日14時からのセッションに竹下事務局長が登壇予定。 ・オンラインでの参加が可能です。申込は以下から  https://bit.ly/3HJ2puh ・問い合わせ jung.oh@un.org(呉ジョンミン広報官)
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