国民民主党に要請・懇談【調査会NEWS3545】(R3.12.24)

【調査会NEWS3545】(R3.12.24) ※このメールには返信しないで下さい。お問い合わせ等は代表荒木のアドレスkumoha551●mac.com(●を半角の@に変える)までお願いします。 ―――――――――――――――――――――― <国民民主党に要請・懇談>
 荒木和博
 昨日12月23日、衆議院議員会館で国民民主党・特定失踪者家族会・特定失踪者問題調査会の意見交換会が開催されました。
 参加者は竹下珠路家族会事務局長、生島馨子同幹事、荒木和博調査会代表、増元照明副代表、村尾建兒幹事長、杉野正治副幹事長、稲川和男幹事の合計7名。国民民主党は玉木雄一郎代表(衆)、川合孝典党拉致問題対策本部長(参)、大塚耕平元拉致担当副大臣(参)、鈴木敦(衆)、斉藤アレックス(衆)、田中健(衆)、芳賀道也(参)の党所属国会議員計7名が参加しました。 調査会・特定失踪者家族会からは要請文書(下記)を玉木代表に手交しました。
 竹下事務局長からは「先日の飯塚繁雄さんのご逝去のみならず、特定失踪者の家族も訃報が相次いでいる。一刻も遅らせるべきではないと政府に求めているが全く進まないし、『認定の有無にかかわらず』と言いながら明確にその扱いに差を感じる。総理自らが政府認定の別なく取り組む姿勢を見せてほしい」と挨拶。生島幹事も「私の妹(生島孝子さん)のように目撃情報があっても、認定されないとその情報の扱いも違うのではないか。いま政府認定されている人たちはどれほど調べたのか疑問に思う」と思いを述べました。増元副代表は小泉訪朝以降、再発を防止するための法制度の整備は行われていないとして、再び事件が起きるようにしないための立法を求めました。
 代表荒木からは14日に届いた拉致問題対策本部事務局からの要請文書についての説明があり、「16年前の細田官房長官(当時)の内閣委での『粘り強く交渉をすることが我々の方針』という答弁から政府の姿勢は何も変わっていない。同じことを続けていても駄目なので、どこかに風穴を開けねばならないと思う。ぜひ力を入れてもらいたい」と述べました。
 玉木代表は「今国会では衆参ともに拉致問題特別委員会の開催がなかった。衆議院の長島昭久拉致特委員長にも激を飛ばしている。特定失踪者ご家族、調査会の皆様から貴重なご意見をいただいた。政府の積極的な対応を求めていくことと同時に、各委員会や党内でも改めて取り組んでいき、拉致問題の解決につなげていきたい」と党として力を尽くすことを約束しました。今後の党としての取り組みに期待しています。 —————– (要請文書) 国民民主党代表 玉木雄一郎様 同 拉致問題対策本部長 川合孝典様
特定失踪者家族会会長 今井英輝 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博
 平素の拉致被害者救出のためのご尽力に心より敬意を表します。本日はお忙しい中お時間を作って戴き御礼申し上げます。
 さて、18日には飯塚繁雄さんが逝去されましたが、拉致問題をめぐる状況は岸田政権発足後も動きがありません。私たちとしては一刻も早い救出のため、一つでも現実的な進展をさせるよう各方面に求めております。ぜひ以下の諸点について、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

1、総理と特定失踪者家族との面会を政府は拒否し続けています。ぜひとも総理と特定失踪者家族の面会が実現するようにご協力をお願いします。
2、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも900名近くいます。この900名の中には、北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。「日本国民を見捨てない」との思いで、本部長のお立場として北朝鮮に対し「拉致被害者の全員帰国なくして国交の樹立はあり得ないし、いかなる協力もしない」御党として明確に発信して下さい。「しおかぜ」ではこのメッセージを北朝鮮に伝えます。また代表・本部長御自身も可能であれば調査会事務所において北朝鮮に拉致された人に向けて「しおかぜ」メッセージの収録をしていただきたく、お願い申しあげる次第です。
3、拉致被害者救出のために自衛隊に対し任務付与をするよう、ご協力をお願いします。自衛隊法・憲法による制約というのは役所の言い訳に過ぎません。北朝鮮が拉致を認めて5人が帰国してから19年が経過しても未だに1人の救出も叶わないことは、多数の拉致被害者を見殺しにしているのと同じことであり、実際この19年の間にも北朝鮮で亡くなった拉致被害者がいる可能性は否定できません。被害者を救出するためには政治の決断が必要です。
4、拉致被害者支援法における拉致認定の対象を「拉致された日本国民」から「日本国内で拉致された者及び国外で拉致された日本国民」へと改正するようご協力をお願いします。また高敬美・剛姉弟については警察が拉致被害者として断定し、当時の対策本部総合調整室長が他の認定被害者と同様に扱うと明言しています。現状でも拉致被害者は17人ではなく19人であると明言し、政府広報物もそれにそって修正するようよろしくお願いします。
5、政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、アフガンの例を見ても明らかです。なお、本件については幹事長村尾が11月29日、「しおかぜ」国内送信の実現に総務大臣当時ご尽力いただいた菅前総理にもお願いをしております。
6、日本政府は、平成14年に金正日が拉致を認めた後も過去国民を守れなかったことについて反省も検証もしてきませんでした。反省も検証もしていないから予防策も取られていません。国として検証し今後二度と国民が拉致されることのないように、国民民主党として「スパイ防止法」等々、法整備を急いで下さい。
7、警察官・海上保安官・自衛官の制服にブルーリボンを付けるようにして下さい。これは国民への啓蒙のみならず北朝鮮と日本国内の工作員にも圧力となると考える次第です。
        以上
==================================   <調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> ※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 ※記載されている参加者は調査会・特定失踪者家族会役員のみです。
★令和4年1月29日(土)14:00 「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 in 金沢(政府拉致問題対策本部事務局・調査会主催) ・場所 金沢市アートホール(金沢駅前 金沢市本町2-15-1 Tel:076-224-1660) ・幹事長村尾・幹事大口が参加
★2月5日(土)北朝鮮人権シネマフォーラム in 三鷹(桐29「めぐみへの誓い」上映実行委員会主催) ・場所 武蔵野芸能劇場(三鷹駅北口直ぐ 武蔵野市中町1-15-10 Tel:0422-55-3500) ・代表荒木が参加 ・問合せ 石井実行委員長(070-8308-1413)
★2月19日(土)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in 益田(同実行委員会主催) ・益田市人権センター(益田駅徒歩20分 益田市須子町3-1 Tel:0856-31-0412) ・代表荒木・幹事石原が参加
★2月10日(日)北朝鮮人権シネマフォーラム in 岩国 ・代表荒木・幹事石原が参加
★代表荒木のYouTubeチャンネル  毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。 www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA
★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 ajer.jp
★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」 ・代表荒木がキャスターをつとめています。 www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg ———– ※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 ////////////////////////////////////////////////////////// 北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分) araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html 着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing _________________________________________ 特定失踪者問題調査会ニュース ——————————————————— 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 email:comjansite2003■chosa-kai.jp ※■を半角の@に置き換えて下さい。 調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) ※■を半角の@に置き換えて下さい。 <カンパのご協力をよろしくお願いします> ■特定失踪者問題調査会■ ●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 www.chosa-kai.jp/net_de_kifu ●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 ●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 ●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 (銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) ■特定失踪者家族会■ 郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会 _____________________________________________________