帰すべき人を日本へ【調査会NEWS3076】(R01.9.17)

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   荒木和博
 10月12日、神戸で行われるデモと集会(調査会・特定失踪者家族会主催)のメインスローガンは「帰すべき人を日本へ」です。
 「帰すべき人」とは誰でしょう。日本国内で暴力的に拉致されて連れていかれた人はもちろんですが、いわゆる政府認定拉致被害者の中でも有本恵子さん・松木薫さん・石岡亨さんは自分の足で北朝鮮に入って出られなくなったケースです。北朝鮮にとってみればその間には何の違いもありません。
 日本国内で暴力的にという人も、全く偶然に襲われた人は少ないと思います。ターゲットを定めて事前に準備をして、そして場合によっては騙してどこかにおびき出し、そして後は暴力的にというケースが相当数だと思います。工作船を使ったケースでも「ただで観光できるが、国交がないのでちょっと秘密で行ってこなければならない」とか言われて乗って行った人もいるでしょう。私だって若い頃に例えば「北朝鮮の鉄道を見せてやる」とか言われたら少なくとも気持ちは動いたと思います。
 こうやって北朝鮮に行って、戻って来られなくなったケースも拉致です。するとその先には在日朝鮮人の帰国(帰還)事業があります。これも事実上朝鮮総聯が騙して送り込み、脱北して戻った人以外には戻ってきていないのですから、拉致の範疇に入れても不思議ではありません。子供がいるからということでついてった日本人妻などはなおさらです。最低限自由往来は認められなければなりません。
 また、在日の中には表に出ていない相当数の拉致被害者がおり、その中には「祖国訪問」で北朝鮮に行って帰れなくなった人がいます。法務省が再入国許可を出した数と実際に出て戻ってきた人の数の差で大体分かると思うのですが、公表されていません。決して少ない数ではないはずです。
 北朝鮮は間違いなく、これらの人のごくごく一部を帰して膨大なカネを得ようとしています。「全ての拉致被害者」を帰すつもりは毛頭ないでしょう。だから話し合いだけで解決できるはずはありません。もちろん話し合いで何人かでも取り返せるならした方が良いとは思いますが、本当の意味で「帰すべき人を日本へ」帰すためにはあの国が今よりまともな国になっていなければなりません。
 昨日の国民大集会で安倍総理は国交正常化に言及しておられましたが、少なくとも公の場でそのようなメッセージを送るべき相手ではないと思います。米国が「ムチ」を降ろしてしまったような状態で「アメ」を見せて動く相手でもなく、動いたとしても全ての「帰すべき人を日本へ」帰すはずはないからです。
 あらためて、10月12日、神戸で一緒に「返すべき人を日本へ」の声をあげていただきたく、お願いする次第です。 ———————————————- 最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) araki.way-nifty.com/araki/2019/06/post-6cc9b5.html
着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing
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★9月22日(日) 14:00「北朝鮮に拉致された日本人を救出する九州大会&国民大行進」(北朝鮮に拉致された日本人を救う九州連絡協議会主催) ・西鉄ホール(西鉄福岡・天神駅前・福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージビル6F)・警固公園(国民大行進出発・帰着地) ・特定失踪者家族会吉見美保幹事が参加
★10月4日(金)14:00「緊急特別シンポジウム 日本を食い尽くす『チュチェ思想研究会』」(日本沖縄政策研究フォーラム主催) ・としま産業振興プラザ(池袋駅南口徒歩7分 03-3980-3131 東京都豊島区西池袋2-37-4) ・特定失踪者家族会藤田隆司副会長が参加
★10月12日(土)「帰すべき人を日本へ 拉致被害者救出! 北朝鮮に自由と平和を! 関西集会」(特定失踪者問題調査会・特定失踪者家族会主催) ・兵庫県民会館(神戸市営地下鉄県庁前下車すぐ。神戸市中央区下山手通4-16-3) ・調査会・特定失踪者家族会役員が参加 ・問合せ:調査会
★11月8日(金)18:30 「その後」を考える集い 11(調査会主催) ・UAゼンセン会館(千代田区九段南4-8-1 市ケ谷駅徒歩3分。地下鉄2番出口を出て直ぐ右に入り30メートル) 参加者 調査会役員 他 問合せ 調査会
★11月9日(土)13:30「拉致問題講演会」(群馬県・救う会群馬他主催) ・館林市三の丸芸術ホール(館林市役所前バス停すぐ 館林市城町1-2 0276-75-3030) ・調査会代表荒木が参加 ・問合せ 群馬県地域福祉推進室(027-226-2518)
★12月7日(土) 13:00「みやこ町人権のつどい」(みやこ町主催) ・サン・グレートみやこ(みやこ町役場斜向かい 福岡県みやこ町勝山黒田86-1 0930-32-5540) ・調査会代表荒木が参加 ———- ・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 副代表村尾がパーソナリティー インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。 listenradio.jp ・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 http://ajer.jp ———– ※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 <荒木著『北朝鮮の漂着船』(草思社刊)> ・定価1600円(税別) <荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)> ・定価1200円(税別) <荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)> ・定価1000円(税別) <荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)> ・定価1800円(税別) _________________________________________ 特定失踪者問題調査会ニュース ——————————————————— 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 email:comjansite2003■chosa-kai.jp ※■を半角の@に置き換えて下さい。 調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) ※■を半角の@に置き換えて下さい。 <カンパのご協力をよろしくお願いします> ■特定失踪者問題調査会■ ●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 ●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 ●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 ●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 (郵便振替以外で領収書のご入用な場合はご連絡下さい) ■特定失踪者家族会■ 郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128 口座番号4097270 特定失踪者家族会 代表者大澤昭一 ______________________________________________________