在韓米軍撤退に備えはあるのか【調査会NEWS3062】(R01.9.2)

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       荒木和博
 GSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄は米国にも韓国に対する強い不信感を与えました。それについて「そら見たことか」と喜んでいる人も少なくないと思います。しかし、わが国には政府も国民も「その後」、つまり、在韓米軍が撤退して日本の防衛線が休戦ラインから対馬海峡に変わるということに対する覚悟はできていません。
 文在寅大統領が北朝鮮労働党の秘密党員ではないかという疑惑について前の号で書きましたが、それが事実なら、文在寅政権の反日にはその先に米国との関係を断って在韓米軍を撤退させるというものがあるはずです。実際これまで起きてきたことは皆それを示唆しています。ただ単に日本が憎いということだけではないということです。
 韓国の中で世論を分断し、北朝鮮寄りに誘導して、同時に米朝直接交渉で関係をいったん改善し、在韓米軍を撤退させてから赤化統一のための戦争を行うというのが北朝鮮の国家方針です。そのかなりの部分は成功しています。ですから在韓米軍を撤退させるという目標もこの基本方針に基づいて南の工作員ないしシンパがやっているとすれば理解ができます。
 一つ予定と異なっているのはミサイルの乱射や核実験などに膨大な予算と労力をつぎ込んだために北朝鮮人民軍の通常兵力がおよそ使い物にならない状況だということで、最後の一押しはできないでしょうが、ともかく全体はその方向に向かうと思います。
 朝鮮戦争のとき、奇襲攻撃で韓国側は後退を続け、米軍を中心とする国連軍が参戦してもその勢いは止まりませんでした。一時は東南部に押し込まれ、いわゆる「洛東江防御線」が崩壊したら赤化統一が実現するという手前まで行きました。
 当時ごく短い期間と思われますが、韓国の亡命政府を山口県に持って来るという話もあったのだそうです。この頃密航船で日本に逃げてきた人も相当数いると聞きます。今日の状況で考えても安全保障上の備えに加えて、南からの難民の流入に日本は対処できるのか、考えていくと実は問題は山積しているのです。
 断交しようが嫌おうが、日本と朝鮮半島が直ぐ近くにあるという状況は少なくともこの先100万年くらいは変わらないでしょう。その前提で議論しないと、韓国を叩いて溜飲を下げて、ビールが冷めてみたら大変なことになっているかもしれません。そしてそのとき、米国が助けてくれるという保証はありません。自分でものを考えて、自分で汗も血も流して備えなければならないということを、もう一度心に刻んで置く必要があるのではないでしょうか。  ———————————————- 最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) araki.way-nifty.com/araki/2019/06/post-6cc9b5.html
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