壮大な無駄と狂気【調査会NEWS3056】(R01.8.25)

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 前にも少し書きましたが、崔銀姫・申相玉著『闇からの谺(こだま)』(文春文庫)を読みました。確かハードカバーのものを出版後間もなく、おそらく昭和63年(1988)に読んでいるので、読み返したという方が正しいのですが、あらためて読んでみると自分の記憶違いや、昔は全く気付かなかったことなどが出てきて大変興味深いものがありました。
 細かいことはともかく、一番感じたのは北朝鮮という国が壮大な無駄と狂気で成り立っているということです。映画の質を良くしたいと言って映画監督である申相玉氏を拉致してしまうわけですが、そのために膨大な準備をし、その一環として元妻で女優の崔銀姫さんを先に拉致するということまでやらかします。しかも舞台は香港です。
 確かに、友人の元工作員李相哲(仮名・龍谷大の李相哲教授とは別人)は昭和57年(1982)に山口県長門市に工作員回収のオペレーションで入っていますが、最初は香港に侵入することになっていたそうです。拠点があったということなのでしょうが、それにしても北朝鮮から香港、その間を輸送するだけでも大仕事です。
 そして拉致した2人に映画を作らせるわけですが、そこにかけた費用もまた膨大なものでした。さらに本書の中に度々登場するパーティーの場面、一般住民が歌えば収容所送りになるような韓国の歌を歌い明かして山海の珍味と高級な酒を飲む。こんなことをやっていて国の財政が破綻しないはずはありません。
 この「壮大な無駄と狂気」というのは今盛んにやっているミサイル乱射なんかでも同様ですが遡れば朝鮮戦争もまさにこれですし、金日成・金正日・金正恩と続く3代世襲とその聖家族化も「壮大な無駄と狂気」に他なりません。様々な「壮大な無駄と狂気」のなかでどれだけ沢山の人が殺され、人生を滅茶苦茶にされてきたことか。もちろんその中には拉致被害者も含まれます。
 そんな北朝鮮を相手に粘り強く(政府のよく使う言葉ですが)交渉して信頼関係を築いて拉致問題や核・ミサイル問題を解決できるでしょうか。それこそが「壮大な無駄と狂気」ではないかと思うのですが。  ———————————————- 最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) araki.way-nifty.com/araki/2019/06/post-6cc9b5.html
着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ――――――――――――――――――――――――――
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